MIDIって何?


 パソコン初心者から中程度のユーザーにかけてはMIDIはあまり知られていない、知る人ぞ知る技術です。急にMIDIと題を出され、ふと気づくと、「つまりは何だっけ?」といった人は少なくないと思います。
 
 現在のパソコンには何気なくその技術が入っていますが、紹介はされずに影の存在となっているようです。映像、画像などの製作は標準の編集ソフトやペイントソフトなどがありますが、音楽にはそれがなく音楽表現の機会が失われる傾向があります。
 
 一言で言うと、MIDIとは音楽を音符単位で数値化する技術ということです。噛み砕くと、楽器演奏ファイルということです。
 
 パソコンはいろいろな技術を代行してきました。ワープロは文章校正の原稿用紙の代わりに、CG(コンピューターグラフィック)は雑誌ポスターの印刷から年賀状の製作まで、映画映像技術はデジタル化され3Dグラフィックスが用いられています。それと同じようにMIDIは音楽の分野で楽器を演奏する代わりとなるものであります。
 
 音楽技術はどうでしょう、音楽は主にさまざまな楽器から出てくる音を並べて作られます。パソコンには音源という楽器を演奏する仕掛けが入っています。その中に、標準でピアノからバイオリン、三味線まである128種類の音色の音声データが入っています

。MIDIファイルにはその楽器を選んで演奏する命令つまり音符が並んでいます。標準で搭載されているMIDIプレーヤーなどでロードすると音源の音色を使ってMIDIファイルに沿って演奏される仕組みになっています。
 
 この技術の長所はWAVEなどの音声データに比べると、音符単位で数値化しているのでデータが極端に小さくなり製作もしやすくなる、身近なところでカラオケなどでキーを変えて演奏するなどのデータの変換が容易になるといったところでしょう。
 
 対してヴォーカルや微妙な音の抑揚を表現しづらい、音源の種類によって表現が100%引き出せない、規格を保つのが難しいなどの短所も挙げられます。

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